期末試験について

期末試験は次の手順で行います。

1.1月26日(火)出席確認として<期末試験1>課題

期末試験1:あなたの考える「芸術」「芸術的」とは何でしょうか?
※詳細は入力フォームの説明を読んで取り組んでください。

提出期限:2月1日(月)18:00まで

第15回(1_26)出席確認課題〜期末試験1提出フォーム.xlsx

2.2月2日(火)最初20分程度<グループ討論>

グループ討論:「芸術」「芸術的」についての考えをお互いに述べた上で,類似点,相違点を明確にし,自分の定義を明確化してください。
※「芸術」「芸術的」についての定義は人それぞれであって構わないものです。グループ討論の目的は,同じ考え,同じ答えを目指すことではなく,各自の意見(自分なりの定義)をより強固なものにすることが目的です。もちろん類似点があるのは当たり前ですが,むしろ相違点に着目して自分がこだわっている点,自分が答えを求めたい点(自分が疑問に思っている点)がどこなのかを明確にすることが重要です。表現の自由や思想信条の自由という権利を人は勝ち取ってきましたが,それは一人一人が自分の意見を持つ自由があるということであり,それが尊重されるということです。この前提の上に,自分の意見・考えを明確にすると同時に,意見交換・討論をする中で考えて欲しいのは,一人一人が「芸術」「芸術的」について違う定義を持つ時に,その人たち同士はどのようにコミュニケーション,交流することが可能かということです。さまざまな芸術(の定義)がある時に,お互いに分かり合うことは可能でしょうか。そもそも分かり合うとは何でしょうか?エル・システマやサイード,バレンボイムの活動のように,社会を変える,世界を変えようとする活動と芸術との関わりは,音楽だけでなく演劇などさまざまな芸術分野で行われています。今,国連が世界の方向性としてSDGsを掲げていて,政治や経済,そして教育のさまざまな場で取り上げられています。いわゆる<多文化共生>の考え方は,ずっと以前から言われています(例えば障がいについてなど)。しかし,現在の社会の様子,世界の情勢を見てどう感じるでしょうか。例えば,このコロナ禍の中で起きているさまざまな事象の中には,この多文化共生と相反することも多いのではないでしょうか。本講義の最初に紹介した東日本大震災で被災した卒業生の言葉「芸術は慰めにはなっても救いにはならない」をあらためて受け止めて各自の考えをまとめる時間としてください。

3.2月2日(火)<期末試験2>授業中にオンラインで解答

期末試験2:課題は試験時に提示
※試験中,講義ノートや配布資料を参照して構いません。
※試験中は,カメラをオンにして顔や解答をしている姿を映したままにしていただきます。そのための機材の準備をお願いします。

第15回出席確認課題〜期末試験1(2/1 18:00まで)
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